スタッフブログ
ハロウィンの飾り付けかはじまりました。家で楽しむ飾る方
シロアリ対策にはホウ酸
こんにちは。タナカです。
シロアリとは何であるか。
それは、木造家屋の天敵である。
で、少し調べてみたら、シロアリはゴキブリ目の昆虫なんだそうです。
またひとつ嫌いになったような気がします。
日本で見られる一般的なシロアリは、土の近くで、ちょっと湿っぽいところの木材を食べてしまう。
なので床下の通気性を高めたりすれば、被害は抑えられたりもするようですが。。。
最近は輸入家具にまぎれて、アメリカカンザイシロアリというシロアリが日本に生息地を得ているという話を聞きます。
カンザイシロアリ……乾材白蟻。
湿気とは無縁に思える場所の木材も食べてしまうシロアリです!
床下だけでなく、天井裏にまで侵食する、恐ろしい種類です。
というわけでコレです。
「ホウ酸」
欧米では昔から木材を守る薬剤として広く普及しているそうですが、日本では「ホウ酸処理製品が日本木材保存協会の認定を受けたのは2011年9月」とありまりすから、認知度はまだまだ低いようです。
天然素材で人体への毒性は食塩レベルなのだとか。
無揮発性の液体で乾燥すれば無臭になります。
つまりわざわざ口に(それも大量に)入れなければ、心配無用ということですね。
因みに画像のQ&Aには「熊本城などにも施工されています」とありますから、ホウ酸の信頼性を感じますね。
熊本城といえば先の震災で「奇跡の櫓」が有名に。
石垣の隅にあたる算木積み部分が柱状に残って、床をしならせなんとか持ちこたえていましたが。
天下の名城・熊本城。
復興はなるのでしょうか。
小松精練さんの屋上緑化、グリーンビズ、炭素繊維複合材料を見に来ています。
基礎下の地盤補強に使う、スーパージオ工法の研修に来ています。
夏の日差しを遮り、冬の日差しを導き入れる
こんにちは。タナカです。
夏の日差しが差し込むと、家の中は冷房をかけていても暑くて大変です。
室温は適切なはずなのに、なぜか暑い。
それは、放射熱が原因です。
夏の日差しがあたると、窓や床が暖められ、その暖められた窓や床が放射熱を発するのです。
放射熱は直接触らなくても熱を伝える厄介な存在です。
対策として遮光カーテンをひいても、窓やカーテンが熱を持ってくるため完璧ではありませんし、景色も見えなくなってしまいます。
そんな悩みを一挙に解決するすごいヤツ。
それが“庇”です。
日本には四季があり、夏と冬では太陽の高さが異なります。
夏の太陽は高く、冬の太陽は低いのです。
ここに、適切な深さを持った庇を付けることで、夏の日差しは遮り、冬の日差しは室内まで届かせる、ということができます。
輸入住宅というものが人気ですが、輸入住宅の軒庇の“出”は、とても小さいのが特徴です。
その上「格好悪いから」と窓にも庇を付けない家が多いのですが、直射日光は差し込むし、雨の日には窓を開けることもできないので大変不便なことでしょう。
さて、上の写真『T様邸』では、通常よりも高い位置に、深い庇を付けています。
日本家屋の庇とは異なるデザインで、モダンな印象ではないでしょうか。
庇の位置を高くすることで、冬の日がより奥まで届くようになります。
そして何より、開放感が高まります。
ただし、あまり高くし過ぎると雨の吹き込みに注意が必要です。。。
『T様邸』についてはコチラのページから。
動画もありますよ ⇒ youtube