今回は空気循環システムの「CCF」についてのお話です。
日本の夏は湿気が多く、近年は気温が上昇し40℃近くなることもしばしば。
それに伴い、クーラーなどの冷房家電が必須となり、電気代も上がりますよね。
そこで低コスト&省エネを叶えてくれるのが「CCFシステム」です。
CCFとは?
CCFとは、簡単に説明しますと、
床下に空気を送り込み、設置した室内機によって、
空気を冷やしたり(夏)、暖めたり(冬)し、その空気をまた家に送るという
床下冷暖房システムです。
CCF―夏編―
夏だとどいう事が起こるのかと言いますと・・・
室内に取り付けた機械によって、冷やされる前の空気が取り込まれ、ヒートポンプ式で冷やされ、床下に取り込まれます。
冷やされた空気は床下のダクトを通り、床下空間と、床全面を冷やします。そしてその空気が、家を循環し、天井から吹出される、というしくみです。
このようにして効率よく、除湿・冷却し家全体を快適な温度にしてくれます。
前回CCFを導入し完成したM様邸
名古屋市内に完成した
高気密高断熱のM様邸です。
「CCF」の空気循環システムを使って室内の温度をちょうど良く、部屋と部屋の温度差やヒートショックなどを防ぎ、
一年中快適に過ごせる床下冷暖房と全館空調を掛け合わせたような画期的なシステムです。
木のぬくもりがとても優しく感じられる和風の平屋建てです。
裸足で歩いても床がちょうどいい温度で、よりいっそう快適な空間となりました。
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